2001
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3月31日(土)
Vol.49
ヤツは木曜の夜に上京。翌金曜日はキックオフパーティとか。おれの会社でも、行く人来る人でごった返し状態だった。でも、新人用に買った新しいPCがおれ用に回ってきて結構いい気分な年度末。
昨夜も引っ付いて寝たのに朝方寒さで目がさめ、カーテンを開けてみたら、やだ、雪。3月31日に雪。TVでは、桜が満開になった後としては26年ぶりだそうな。おれの記憶の中では、春の雪は、4/1に降ったのを覚えてる。たしか大学3年の時。ってことはあの年はまだ桜は満開ではなかったのか。
6時からサントリーホールで、東京交響楽団の定期演奏会がある。タワーレコード渋谷店に行きたいというので、少し早めに出ましょう。
でもその前に朝ご飯。うふふふ。オカマの出番ね。アジの開きと納豆と海苔と練りウニとお味噌汁。いやー、やっぱいいっすね。二人で向き合ってお茶碗持って。
ほらあ、お弁当つけてるよー
なんて言いながら。おほほほ。
冷たい霙のような中外出。バスで渋谷へ。
こんな天気だって言うのに、渋谷はバカップルだらけだわ。気に入らない街よ、ほんとに。
3時に着いて出たのは4時10分。
札幌じゃあ売っていないやつ、買い占めるー
とがんばったヤツの手には、ずしりとCDが入った袋。ご満悦な様子。3万くらい使ったようだ。おれはシャイーのマーラー8番と、プレヴィンのショスタコ8番。課題曲ですからそろそろ練習しないとね。
お茶@
KAPA CAFE
元WAVEの上にあるカフェで。回りは女だらけ。このビル自体が女売り場ばかりだから仕方ないか。男同士なんてあたしたちだけだわ。バナナハニーヨーグルトのスムージーがおいしかったです。
半蔵門線経由銀座線で山王溜池。さっきヤツが美味そうにサンドイッチを食ってておれも腹が減ってきて、なぜか急にカレーパンを所望。なので、駅にあったパン屋さんで買ってその場で頬張りましょう、と思ってたけど時計を見たらもう45分。やだ、あと15分で開演だわ。歩きながら食いましょう。
5分前に着席。天気の割には客の入りがいい。
東京交響楽団第479回定期演奏会
~新世紀への提唱~
2001年3月31日(土)サントリーホール(東京)
東京交響楽団
秋山和慶 指揮
吉野直子(ハープ)
秋葉京子(アルト)
ペーター・スヴェンソン(テノール)
◇
細川俊夫/ハープ協奏曲(委嘱新作)
マーラー/交響曲「大地の歌」
初めての2階バルコニーLB。ステージに向かって左側からマーラーを拝聴です。いつものRBブロックを見ると、S席のところががら空き。すると突然拍手が。まだ指揮の秋山さんは出てきていないのに。
ところが、RBの扉がにわかに明るくなって着物を召したご婦人がしずしずと。
ん?事務局の名誉総裁の高円宮妃殿下?
とも思ったが、見ると、なななんんと、美智子皇后ではないですか!陛下とは一緒ではないので公式行事ではないのかしら。
美智子さまぁ~
とオカマ式手振りをしたら、ヤツに怒られた。
報道のカメラマンが、会場の平民に挨拶する美智子様をバシバシと写真撮り。あー、RBのA席にしておけばよかったわ、と少し後悔。
まず
ハープ協奏曲
。
現代作曲家の細川氏の委嘱新作。今やハープの第一人者吉野さんと秋山さん登場。そか、美智子様もハープをやってらっしゃるので、だからなのね。
楽器の準備をする場面で思ったこと。ハープ奏者って指で優雅に弦を奏でて、あら素敵、と思っていたけど、横から見るとお間抜けなのね。股開いてがっしと抱え込んで、ペダルに足乗っけて不安定この上ないっていうの?いざ弾きだすと、踏んだりつまんだりで、それは白鳥のように、見えるところはエレガントでも、水面下では必死なのね、と深く感じ入ってしまいました。
さて曲ですが、はっきり言ってなんだかわかりません。メロディーがない現代曲って辛いわ。演奏するほうも、まともな奏法をするところはあんまりなくて、ひっぱたいたりつまんだり、息だけ聞かせたり。終わりかと思うとまた始まるし。亡くなられた作家の辻先生を偲ぶということで、自然と宇宙をなんとなく表していたようなそんな気がしますが。
でもまあ、それはそれなりに素敵な曲で、演奏後の拍手はなかなか大きかったと思うわ。細川さんも舞台に上がってきてたし。でも、もういいわ、って感じ?あ、マイクが立っていたので、CD化されるかも。それとも単なる記録用録音かしら。
休憩。席にいました。
で、
大地
。
中国の漢詩をドイツ語に意訳した歌が、6楽章すべてにつくという、型破りな交響曲。その中身は、マーラー節てんこ盛りで、オリエンタルと死に尽きます。つまり、マーラーは、9番目に作曲したこれを、9は死につながると考えてあえて、大地の歌とした訳で、でもやっぱり彼は完成した演奏を聞くことなく死んでしまいましたけどね。
6楽章「告別」がすべてであるといっても過言ではなくて、聴き所は30分たって訪れるけど、その前の楽章の感想を。
テノールのスヴェンソン。だめね。じぇんじぇん声が聴こえません。座った席が悪いのか、とも思ったけどどーも違うみたい。ヤツいわく、音程もだめだしテンポもオケと合っていないし。その点まだアルトの秋葉さんのほうがよかったわ。でもパンフレットの写真は反則よ。何年前のよ、って感じの細身の彼女。で、出てきたのはたっぷりの彼女。まあ、太いほうが響きがいいし。まいっか。
オケの方は問題なし。一楽章なんか元気ありすぎ。管楽器のうまさはやはり相当なものね。
問題の終楽章は、感涙ものです。60分あるうちの30分がこの楽章に費やされていて、全編重重のつぶされそうな暗さ。暗い。とにかく暗い。
大きく三部に分けられるけど、印象的な主題がしつこく続いて終わると現れる第三部は、むせび泣く弦とアルトの絶唱が絡んで、いわゆる「永遠に永遠に(Ewig Ewig)」が出てくる前の最高部は、涙なくしては聴けません。当然のように。
「永遠に永遠に」とはなにか。去り行く友に向けたのか、それとも永遠の命を願ったのか。
実は金曜日。会社の部長が亡くなった。60歳。癌だった。特別に世話になったわけではないが、やはり近しい人を失うのは悲しいことだ。「永遠に永遠に」でその部長を思い出したわけではないが、無意識のうちに召されていく部長に送っていたのだろうか。
静かに静かに終曲し、その後の拍手は鳴り止まず。常任指揮者&音楽監督である秋山さんの統率力、団員の信頼感からくるすばらしい結束力は、年度末&大地の歌で確実なものであるとわかったのでした。
新宿に戻ってお夕飯は
船橋屋
にて天婦羅。日本酒も飲んじゃったりして一人5,500円。たまの再会と素敵な演奏に乾杯だわ。
Penguin
。あき様ご指定のお土産を渡して、今宵は弊サイトでおなじみさんばかりでたいそう楽しませていただきました。
12時半には家に着いて、ジェシー・ノーマンの来日コンサートのヴィデオを見て、また目からうろこが落ちた土曜の夜。
2001.4.2 17:00記
3月28日(水)
Vol.48
オカマはいいけど朝起きれない。冷凍してあったアジの開きを夜のうちに解凍しておいて、いつもより30分早く起きてしっかり朝ご飯、と決め込んでいたけど、だーめねえ。9時45分起床で、タイマーで炊いておいたご飯をお茶漬けでたべて出社。
今日も仕事らしい仕事はなく、とりあえず、4月からの新組織発令でおれが配属されるであろう、デジタルコンテンツグループの準備でも、とホスティングサービスの比較研究。
遅まきながら自社HPを持つようになるので、本社のサーバにファイルを置くか、外に出すか。おれ的には外のほうがいい。だってめんどくさいことしなくて済むじゃないですか。ドメインも使えるし。
さまざまな会社のHPを見て企画書みたいなものにしていくことで、本日は終了。6時15分退社。サントリーホールへ。
ホクレン・クラシック・スペシャル札幌交響楽団「2001東京公演」
2001年3月28日(水)サントリーホール(東京)
札幌交響楽団
尾高忠明 指揮
戸田弥生(ヴァイオリン)
◇
ドヴォルジャーク/序曲《謝肉祭》 作品92
ドヴォルジャーク/ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品53
ドヴォルジャーク/交響曲第8番ト長調 作品88
本日は元奴様にご一緒願いました。以前から、「透明感のある演奏」と札響を好んでいらっしゃったのでお誘いしました。
6時50分会場入り。e+のプレオーダーで席を取ったので、多分いい席なんだろうけど、1階6列目はかなりステージに近い。見上げる感じ。
あらかじめチケットは元奴様には渡してあったので、待ち合わせはお席でということにしておいたんだけど、7時を過ぎても現れない。きっとかったるいからタクシーに乗っちゃったんでしょう。
謝肉祭
こんなに近くで聴いたことなんかないから、とにかく、生!っていうの?コンサートミストレスの真正面なので、やっぱり彼女の音が一番聴こえる。出だしからノリノリでいい音出してるわ。
全編、これこそドヴォ様、といったダンスばりばりで、初っ端の曲として威勢がよくて良い。指揮の尾高さんもぴょんぴょん跳ねちゃうし、相撲の立会いのように構えちゃって、低音を捲し立てるし。
ヴァイコン
ここで元奴様登場。お風邪を召したらしく、会社を休んで自宅から来たとのこと。やっぱり渋谷からタクシーだったそうな。
ソリストの戸田さん。黒のドレスで少し影がありそうな、大人の雰囲気。
第一楽章は、こんなんでいいの?とマジ思ってしまったヴァイオリンの響き。がすがすしてて、課題で聴いていたマキシム・ヴェンゲーロフとは大違い。調子が悪いのか、それともこれがヴァイオリンの音なのか、席が悪いのか。
しかしながらそれは、第二楽章に渡されるちょっと前の、長いホルンが過ぎたあたりから消え、とても美しい音に変わってきたの。休みなく第二楽章に入ると途端に戸田さんの表情は柔らかくなって、叙情感溢れるぬれぬれの演奏となりました。
音あわせのあとの第三楽章は民族色がもろに出た素敵なもので力強くて、戸田さんはしゃがんじゃうんじゃないかしら、ってくらいのめってきてこちらにも力が入ってしまったの。
休憩
おれはワイン。元奴様は喉がいたいというのでアイスクリームを召し上がってました。
ドヴォ8
二本を受け渡さないと死んじゃう、尋常じゃない長さのフルートの旋律が消え入ると、特徴である舞踊の雰囲気を十分に奏で、そのなかでスラブの田園に広がっていく悲しげな第二主題が印象的でした。若干早いテンポで○です。
第二楽章は、ゆったりと重々しく、でもロマンチックで一番のピカイチ楽章でした。弦の厚さが強調されて、びしびしと哀愁が伝わる演奏と感じましたわ。
第三楽章はちょっと残念。CDで聴くと簡単そうなんだけど、弦のアンサンブルが超難しそう。最初のポイントで崩れて行っちゃって、元奴様思わず、
ばらばら
同じものが繰り返され再びその部分がやってきたけど、二回目は苦しかったけど少しは合ったかしら。
フィナーレ。
出だしのトランペット。なんか嫌。軍隊のラッパみたいで、みんなみんな起きろよ皆起きろー、起きなきゃ大将さんにしかられる~、みたいな。
変奏曲形式がおもしろい。終わると大円団のお馬鹿ぶりで、いやはや弦の方々は腕が太くなっちゃうような忙しいさばきで大変。
少し静かな部分が続いてスラブの風景を思い馳せたと思ったらフィナーレ。尾高さん、巻く巻く。ぴょんぴょん飛び跳ねちゃって大変。お陰でばっちり決まりましたね。
アンコール
は予想通り、スラブ舞曲から。おちゃらけではなくて優雅な雰囲気のものでした。何番かしら。
アンコールが終わると尾高さん、時計を指差してそのあと、もうおねんねの時間、の身振りでして、紀尾井シンフォニエッタの時と同じくだわ。
出口でなんか配ってるのでもらうと、てんさい糖。あら、さすが、ホクレンの主催だけあるわ。
総評。
やっぱ、CDは嘘なのね。今日こそ生が一番と感じた日はないわ。ここからだと弦のすべてが聴こえちゃう。息遣いから何から。これこそ演奏会。でも厄介なのは管。みんな上に飛んでいってしまうので、ちとかわいそう。やはり、2階バルコニーに限るわ。
演奏は、なるほど札響。と唸るばかり。弦の透明感がとにかく優秀。東京交響楽団に札響のコンマスが移っちゃって少し心配してたけど、このミストレスもなかなか。音に対する姿勢がいいわね。
オールドヴォルジャークってことで土臭さ満点だったけど、尾高さんは弱音に相当気を使っていたと見たわ。大変よかったです。
食事のため、タクシーで二丁目。
ピッコロピアッツァ
。赤ワイン、ムール貝のオリーブオイル焼き(ムールがオイルにとっぷり浸ってて、パンにつけるとメチャおいしい)、モッツァレラチーズのフライで軽く。パスタは、知らすとブロッコリーのトマトソース。二人して、これはガーリックオイルのほうが美味しいと思った。あと、厚切りベーコンとコーンのリングイネ。こちらは塩味で○。11,000円也。割り勘にしたけど、前二回の速人君お世話の折のお食事をご馳走してもらっていないわ。
ここまで来て行かない訳にはいかないから、
Penguin
。まったりとしたムードで飲んで、元奴様は11時にご帰宅。おれはその後も残って気づいたら1時。あらあら、タクシー帰宅。
そだ、明日はヤツが来る。うきうきー。
2001.3.29 16:59記
3月26日(月)
Vol.47
今日のお仕事は、ノートパソコンの設定のみ。本社担当が夕方から来たもんだから、4台のうち2台しか終わらなくて8時退社。
今日の収穫。
やっぱ、オカマはいいわ
ってこと。
考えてみたら炊飯器と一緒にしゃもじが入っていなかったから、ライフにて、エンボスが付いている優れもの購入。元奴様宅でも使っていたものでこれはホントすばらしい。ご飯がこびりつかないんですから。
お米は炊飯器と共に送ってくれてあったので、抜かりなし。母は、
内釜で研がないように
と、ステンレスのボウルを一緒にくれたけど、説明書を読んだらそんなことはないそうだ。だからそれでちゃかちゃか研いでスイッチオン。またまた驚いたのは、研いでからすぐに炊いていい、と言うこと。それと炊き上がったらすぐに蓋を開けてよい、という。蒸らしはいらないのねえ。便利だわ。
でもさ、送ってくれた説明書、この製品のじゃないわ。確か、2台買ったって言ってたから家用のを送っちゃったのね。ま、なんとかなるでしょ。
高速炊飯にしたから25分で炊き上がり。蓋開けてしゃもじでほぐすと、いやん、おいしそう。
今宵は、シュウマイといわしのから揚げで晩御飯。お茶碗についで食べてみると、うーむ、うまい。何杯でもOKってか。今まで、レンジでチンのにしてて、これのいいところは、食べ過ぎない、ってことでそれはまたそれでいいけど、やっぱ味気なさは拭えなかったわねえ。母様に感謝。
昼間に奴からメール着。4月の上京スケジュールが変更。
当初は、この30日~4/1と4/3~ってことで、その次はGWまで来れないってことだった。でも4/3~ってのが10日からになったそう。いい感じで間があいて会える楽しさが倍増。そうでしょ?うふふ。
で、6月も変更になって、諦めていたスヴェトラーノフ指揮の演奏会に行けるそうな。わーいわーい。14,000円確かにいただけるわ。
で、夜、電話で確認したら、いろいろとそれ以外にも変更があって、予定している演奏会に行けるようになってる。またまたわーいわーいだわ。
気分がいいので気持ちいいことして、1時半就寝。
2001.3.27 18:20記
3月25日(日)
Vol.46
速人君のお世話は、無事土曜まであい努めまして5時半には我が家帰宅。夜から中野婦人吹奏楽団の定期演奏会の予定は、申し訳なかったけどキャンセル。自宅でのびのびしていたのである。
元奴様宅からいただいてきた中古ヴィデオデッキを半分だけセッティングして、テレビを見てたらうとうとしちゃって、お目覚め9時。その後もだらだらと過ごして一日終了。
さて今朝は宅配便の声で起こされる。今日は実家からオカマが来る日。
誰?あたし?
って一人突っ込みしている状況ではなくて、炊飯器が送られてきたって訳。先日の母様上京の折、我が家にオカマがない(いるのに)お気づきになって、
いいのがあんのよぉ
となったの。
でも届いた荷物は、お釜の箱と布団袋。ええ?
あまりの大きさに荷解きする気力は失せ、しばらく放っておいて二度寝。しかし、じっとそれを見つめているだけでは片付かないことに気づき、夜からは送別会も一つ入っているのでしぶしぶ荷解き。
お釜の箱にはお米も入って嬉しさ100点。でも布団袋のほうには、マルチカバーが3枚、毛布が1枚、クッションが2つのどでか枕がひとつ。これまた母様がうちにはないことに気づいたからか、食器カゴ(洗ったやつを入れる水切り)。ショッピングカートのミニチュア。缶詰と海苔が数種。これはありがたいけど。あとは、
うーむ
な代物ぞろい。
特に水切りカゴはおれにとっては無用の長物。だってすでにあるし、これがまたでかいの何の。
このソファーにかけるいいカバーがあるのよ
と上京時に母様が言っていたマルチカバーもいらないのよ。だってそのときにはっきりと、いらない、って言っていたのに送ってくるなんて反則だわ。どでか枕もセンスないし、大体、この狭い我がアパートのどこにしまうのよ、ってのが本音。
子を思う親心、と気持ちはありがたいけど、ちと迷惑。電話してお礼は述べておいたけど。
クッションだらけになってしまったソファで寛いだあと、5時からの送別会に向かう。
Penguinでの知り合いが大阪転勤なんだそうな。おれ、そのR太郎さんのことすっごいファンで、ホント残念だわ。なんと同棲している相方さんはあとを追って下阪するんですって。んまーうらまやしい。
何か贈り物でも、と思って伊勢丹。ちっちゃい時計なんかいいんでは、と考えていたが、ご用達であるBPQCにはなくて、缶入りサボテン購入。
大阪でわたしだと思って大切に育ててねん
ってなとこか。あはははは。
会場である
東方見聞録
。5時15分のスタート。他にお客さんは誰もいない。
ここは個室化されているので、こういった濃い会合にはいいかも。この手の御用達、魚や一丁と違って落ち着くし。最近新宿にもこういった飲み屋が増えたね。土風炉なんかもそうだし。
9人で飲む飲む食う食う。だから会話、っていうか口調も絶好調の、摩訶不思議な空間となってしまったこの個室。文句を言わせたらあたしたちは天下一品よ、って言うの?
○○ください
と食べ物を注文したら、
すみませーん、今日はもう終わってしまって
って言いやがる。とすかさず、9人、口そろえて、
あ゛ーた、開店からまだ30分でもうなくなるなんてあり?
と、まあ、ハモったわねえ。
×△◇□。。。。
とその女口篭もっちゃって、少し間をおいて呼吸を整えて、
今日はないっていうか、
永久に
ないんです
っておいおい。変な答え方するとタダじゃ返さないわよ、って感じで虐めてやりました。
なら、メニューからはずしなさいよ
だわねぇ。
日本酒をがんがん行っちゃったもんだから、制限である2時間後にはもうへべれけだわ、わたし。だから8時前だというのにバスに乗って帰ってきちゃいました。
水をぐびぐび飲んで酔いを覚まし、なんとか3時間後には復帰。でも頭痛い。
奴と電話して、はやばやと0時就寝。
---
R太郎さん、大阪でも頑張ってね(はーと)
2001.3.26 16:23記
3月22日(木)
Vol.45
今夜から下女である。元奴様が出張なので速人君のお守りを命ぜられたのである。
昨日納品されたノーロパソコンの設定作業は今日出来ない、と本社が言うので無職である。なので、3時に退社。髪を切りに
ユニーク
。
今日は新人がおれを担当した。見ると初めて見る顔のスタッフが多い。そういうときは不安。指示どおりに仕上がるかが。
どんな風にしますか
と聞かれて、
0.5㎜のバリカンで刈り上げて上は伸びた分詰めてください
というと
いいの?
と返ってくる。いいからいいのよ、よね。こちトラそれでやってもらってんだい、って感じで、
ええ
とだけ言う。
隣りが丁度いつものママさんだったので、タイミングよく、
いつもそうなのよ。相当上まで取っちゃってOK
でも今日のはかなりの短さ。
わたし、そうに決まってるわよね
©
状態よ。
颯爽と帰宅。マックのテリたまセットを下げながら、速人君と久しぶりのご対面。ゲージの扉を開けて中で待たせ、よし、と声かけると飛びついてくる。あんたってば番犬にはなれないわね。
夜9時になってお散歩。元奴様からの指示で、
散歩は、厳しくエレガントにというのが目標です。
勝手に御主人を無視して先走ることなく、下を向いて臭いかぎに熱中して猫背になることなく、他の犬にもどうぜず、というところでしょうか。
とあるので、そのとおりに。
初めてのお散歩という前に、ブリーダーさんのところでいただいた躾もそうだった。常に主人の左足元に付き、決して前には出ない。出たらチョークになってるリードを引っ張って足を止め、引き戻して座らせ誉める。これをやっていれば、彼は常に主人の歩調に合わせる優雅な散歩となるのです。
よくいるでしょ、犬に引っ張られてる主人。これって犬のやりたい放題状態ということで、犬が主人化してるということになるのね。
厳しくぐるーーっと近所を一回り。なかなかよい状態。さすがは速人君。ぱちぱちです。
X-File
を観てるおれにまとわりついて速人君、なんか変な行動。マウンティングっていうんですか?足を抱きかかえてへこへこ腰動かすんです。サカリが付いてきたんでしょうか。それとも元奴様が喜んでそれを受けてるんでしょうか。いずれにせよ、人に対してのその行動はいけませんのよ。自分を上位と思っている証拠なので、おれがやったげました。少しは上下関係を認識したのかしら。
散歩して疲れたのかしら、速人君、一人でベッドに行ってうつらうつらしてる。軽い鼻息も聞こえてきてかわいいわ。だからもうおれも寝ましょう。1時就寝。
2001.3.23 18:48記
3月21日(水)
Vol.44
出社すると新しいノートパソコンが来ていた。4台のセッティング。月曜はデスクトップ7台のをやって、いい加減疲れたのに。でも今日はCAチェックと赤字返却があるからそれは夜だわね。
月曜の夜のうちにCAは印刷屋から届いていて、まず編集の女の子に見てもらって、おれは午後からだな。給料日なので奮発してお昼はセブンイレブンで、500円も使ってしまった。
食後、突然、2時から打ち合わせが入ってしまったので、それまでまずCAを見て、打ち合わせに出て、4時に客先に行って、速攻帰社して転記して印刷屋に返却。メインのお仕事終了。
時すでに7時。これからセッティングだ。
今回のは本社仕様の物なので、おれ的な仕事は、初期設定とLANカードのドライバを入れたりでやんすから、そんなに時間はかからないでしょう。その後は二丁目に行きましょう。
作業はやっぱり簡単だった。Windows98Meは楽ね。2000とは大違いだわ。30分で終わっちゃいまして、BBSのレスをつけて退社。
やっぱさ世の中お金ね。あると気分が落ち着くし、ないと寂しい。てなこって
Penguin
~
TAKASHI
~
Penguin
~タクシー帰宅。うげうげです。
はじめのPenguinで元奴様がご来店。そーだ、明日の夜からおれは下女として速人様の面倒を見させていただくんだわ。此度は寝不足にならないことを祈りましょう。
TAKASHIは超久しぶり。毎朝、TBSの花まるの斎藤アナを見てて、
ずいぶんたかしさんにも会っていないな~
と思っていたのね。いやいや、TAKASHIは落ち着いて飲める店だわ、相変わらず。
ふたたびPenguin。すでに、ズブロッカ、菊水、焼酎お湯割、バーボンソーダで飲みすぎ君なので、ブラッディ・メアリー。こりゃ明日は二日酔い間違いなし。
1時半帰宅。よくわからないけどコンビニでおにぎりと冷やし中華買ってきて食べて、就寝。あ、お水はたっぷり飲みました。
---
ブルックナー評はむずかしいです。
要は、好きじゃないんでしょ
と夜のヤツからの電話。
ぴんぽーん
2001.3.22 14:54記
3月20日(祝)
Vol.43
今日は群響だ。2時半に錦糸町なので2時前には出ねば。しかしながらなんだかんだ、目を洗ったりたばこ吸ったりシャワー浴びたりしてるうちに、飯を食う時間がなくなってしまった。会場入り口で食うか。
地方都市オーケストラ・フェスティバル2001
群馬交響楽団
2001年3月20日(火) すみだトリフォニーホール(東京)
群馬交響楽団
高関健 指揮
◇
ブルックナー/交響曲第5番変ロ長調(ハース版)
それにしても暑い。ラガーシャツだけでも電車では汗だくだ。この時期の車内の人の服装はまちまちで面白い。まだしっかりとダウンジャケットを着てる人、シャツだけの人、半袖の外人。あ、外人は冬でも半袖の人多いよね。馬鹿ねぇ。
2時半錦糸町着。ロッテリアでえびバーガー買って、コンビニでマスク買って。今日はブルックナーなので静かになる場面が多いから、鼻水じゅるじゅるさせているわけにはいかないものね。
今日ご一緒していただくのはTKTと間違われた元某サイトオーナーのてけ太氏。彼とは一昨年のサンクトペテルブルグ以来です。
会場入り口でロッテリアを広げてるとてけ太氏が登場し、お金をいただいていざ会場入り。この、すみだトリフォニーホールはおれは初体験でしたが、変なホール!今日は3階席なので、エレベーターがあったのは嬉しかったけど、席である2列の最寄の出入り口扉まではもうひとつ階段を上らないといけない。外観はゆったり感があるけど、中の通路とかは結構ちゃちくって狭い。
ホールに入って気づいたのは、なんか錯覚に陥りそうな内装なの。1階席はなんとなくステージ側から下のほうに傾斜しているようだし。3階正面なのに何気にステージを真上から見下ろすような感じだし。ちょっと変。でもまあ真正面に視野のうちにオケ全体が入るからいい感じではあるけど、うーむ。
群響の高関さんは、ぱっと見ると島田洋七?って感じの、年齢不詳の風体。髪型もマッシュルームで、当世珍しいその風貌。しかし、指揮界では非常に評判が高く、その音楽性、構成力は若きマエストロの貫禄は十分にあるらしい。
今日の演目はとても緻密な品で、ひとつひとつこつこつと積み重ねるその作風から、楽器の配置も大変興味深いところ。ってなわけで見てみると、第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンが左右に振り分けられ、その内側に左からチェロ、ヴィオラと続く。管楽器連中は二列にきちんとその後方に並び、ホルンとトランペットを左右に分け、その後ろにコントラバスが7本立つ。おれ的には初めて体験する配置だ。こうすると音の積み重ねがとにかくよく分かるという。
3時5分。洋七参上。拍手の大きさから、聴衆の期待度が分かるわね。これから80分近く緊張が続くのね。
第一楽章。緩やかなピチカートが終わったと思ったらすぐに大絶叫。その後はいろんな形をした主題が印象的に出てきては消え消えてはまた出てくる。
んで、ブルックナーの特徴である、ひとつのフレーズの塊が終わると休止が入ることで、緊張感この上ないのだなこれが。びしっっと音の出が決まるとかっちょくて、だからそのお休みの無音の最中に鼻を鳴らすわけにはいかないのです。この時期、マスクは必須です。フリスクもあるとなおよいでしょう。
ティンパニがおいしいファンファーレが気持ちよく決まって、第二楽章へ。
このアダージョはとても美しい。ただし、長い。寝ちゃいそう。
第三楽章も結構きついのよ。どこか牧歌的であり哀愁を帯びた、舞踊的メロディーがしつこいくらいで面白いけど、やっぱ長い。伸びをしている人もいたし、軽やかな鼾も。。。
第四楽章。フィナーレ。
ここまで来て気づくのは、第一第二第四楽章の出だしが、ほぼ一緒のイメージなのね。弱低音のピチカートが落ちていく。しかしながらフィナーレは、クラリネットがへんてこなフレーズを奏でてさまざまな主題を中断させちゃうのね。弦はあっちこっちから聴こえて来て、この楽器配置が一番効果的になる場面で面白い。でもやっぱ長い。20分間そんなことの繰り返し。
でもそれが終わると突然のようにコーダがはじまって、金管が大爆発。これを機に今までぼんくらしていた多くの方がむっくりとからだを起こしてくるのね。それはよく分かる気持ち。
だって、正直言っちゃうと、この曲は今まで70分近い部分は、これからの5分程度の大コラールの前奏曲な面があるんですもの。緻密な構成で築きあげられた大伽藍建造物の頂に、黄金の鳳凰を乗せるがごとくの立派さは、はじめからじっくり聴いて来ないとその本質を味わえないのだろうけど、疲れちゃうのよ。だからそういう聴き方もいいけど、鼾は止めにしてね>後ろのおばさん。
じゃ、自分はというと、このコラールで涙が出てきてしまいました。とにかく荘厳で宇宙で永遠で天上で。ついにここまで来たか、と思うと、ホールが変だとか高関さんの髪型はどうにかならないのかとか、ブルックナーはビールばかり飲んでた変人だったのかなんかどうでもよくて、自分と世界が自然と浄化されていくようで、うるうるしてきてしまったのよ。
課題CDであるヨッフム指揮と違って、終曲の扱いがもったいなくなくて、イヤらしくなかったのが感激でした。
総評。
少し遅めのテンポでオケを相当締め上げた演奏で、高関さんの統率力が十分発揮された名演でした。若干オーボエさんに難点があるものの、トランペットさんがとにかく上手くて、それは終演後の彼に対する拍手の大きさでも明らかでした。
いずれにしてもやっぱりブラヴォーであり、群響はおれのFavoriteでありんす。
御茶ノ水で軽くお茶して解散。真っ直ぐ帰宅して、ふにふにと
HERO
の最終回ヴィデオを見て1時就寝。
2001.3.21 18:19記
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